お客様から、「レンタルの重機でパワーショベルの鍵を無くしてしまったので鍵を作成してほしい、何とかお願いします」とご相談を頂きました。レンタル元でも予備キーが無いらしく、他の業者さんにも作成が出来ないと断られたそうです。
ご依頼先にてコマツのパワーショベルであることを確認。フォークリフトとかならあるんですが、パワーショベルの鍵作成は初めてです。まずは元となる刺さる鍵が無いと話になりませんので刺さる鍵を探します。なかなか見つかりませんでしたが、M410という種類がコマツ用のキーブランクで、ぴったり刺さりました。純正のキーブランクが見つかればちょっと安心できます。
次にシリンダーのなかを見てみますが、なかなか難しそうです。ちょっと作業してから気づきましたが、こちらの鍵穴は”ピンシリンダー”でした。通常、自動車やバイクなどの乗り物のシリンダーは”ディスクシリンダー”と呼ばれるものがほとんどなのですが、これは特殊な部類で、ピンシリンダーが採用されています。
紛失キー作成の場合は、このピンシリンダーの方が断然難しく、60分ほど悪戦苦闘、何とかまわる鍵を作成出来ました!ここまでくればもう出来上がりは間近です。きれいに鍵を仕上げて動作確認して完了です。無事にパワーショベルも動きました!
お客様からは「 本当に助かりました!感動です!他の業者は鍵穴見ただけで出来ないと言って帰ってしまいました。なにかあったらまたお願いします。ありがとうございました!」と、大変お喜び頂けました。今度はもっと早く作成出来るよう精進してまいります!